diston は WEBDAVサーバへの操作を複数のサーバのファイルシステムに拡散する ISAPI Filter/Extension です。
以下のようなことが可能です。
diston設定のルート要素。
サーバの一覧やディレクトリの一覧など、設定ファイル内で繰り返し参照するリストの定義。複数指定可能。
pathlist の内容。複数指定可能。
リリース先の定義。複数指定可能。
サイトのルートディレクトリ内に name属性と同名のディレクトリがあると、
そのディレクトリへの操作が各<target/>に拡散されます。
リリース先のパス。ローカルパスもしくはWindows共有のパスを指定。複数指定可能。
リリース先のパスのリスト。pathlist を参照して target に展開される。複数指定可能。
権限の設定。この要素がなければ全許可。
ログの設定。この要素がなければログ機能はOFF。
処理結果のログをXML形式で出力することができます。
設定ファイルの <logger/> 要素の checkpath属性 で指定したパスが
APIのURLになります。
例えば、checkpath に "check/server" と指定した場合、
http://some.host/check/server が Web APIのURLになります。
結果は Content-Type: text/xml で出力されます。
checkenc が指定されていると
Content-Type: text/xml;charset=[checkenc] のように
ヘッダ内に文字コード指定を出力できます。
クライアント側で文字化け等が発生した場合に使用できます。
distonの処理結果を取得します。
ex)
http://some.host/check/server?command=log&ps=100&dn=dest1
また、下記のクエリ文字列を抽出パラメータとして使用できます。
distonの対象になっているディレクトリの一覧を取得します。
ex)
http://some.host/check/server?command=dirs
サーバーが認識している、現在のクライアントのIPアドレスを取得します。
ex)
http://some.host/check/server?command=clientip