Qroxはキュードプロキシ(Queued Proxy)です。
            ブラウザからのリクエストを高速に受け溜めて"200 OK"を返し、溜められたリクエストは裏で順に処理されます。
        
            以下のようなことが可能です。
        
クライアントブラウザとアクセス対象となる本サーバーの間にQroxを配置してください。
┌──────┐        ┌──────┐        ┌──────┐   
│Browser     │        │Qrox        │        │Web Server  │─┐
│            │Enqueue │____________│Dequeue │            │  │
│            │───→│───→****│───→│            │  │
│            │←───│~~~~~~~~~~~~│  ───┤            │  │
│            │Quick!! │            │        │            │  │
└──────┘        └──────┘        └─┬────┘  │
                                                    └──────┘
    	
    		Qroxの特性上、本サーバー(Web Server)のレスポンスをBrowserへ返すことはできません。
    		BrowserへのレスポンスはQroxが代理で先に済ませてしまいます。
    		代理レスポンスのコンテンツ内容は設定ファイルにて画像やテキストなどに設定可能です。
    		また、現在のQroxは GET,HEAD メソッドのみに対応しています。
    	
    		動作中に設定ファイルを変更した場合はアプリケーションプールのリサイクルなどが必要です。
    	
                サーバーの状況を返します。
                コマンド名 "STAT" は設定ファイルで指定可能です。
            
Qrox が処理を行った結果は HTTP:200 が返った上で以下が返されます。
Qrox設定のルート要素。
                リクエストを溜めるキューの設定をします。
            
                Proxyに関して設定します。
                <Proxy/>は複数、最大で256個指定できます。
                1つの<Proxy/>に対して1つのスレッドが生成されます。
                1つの<Proxy/>に対して1つの中継先を指定できます。
                同じサーバーへ複数のスレッドで中継したい場合には同じ<Proxy/>を複数指定してください。
            
            	Qroxのレスポンスを設定します。
            	デフォルトでは "Content-Length: 0" の "200 OK" を返答します。
            	
	        	(ex.) <Response File="response.png" ContentType="image/png"/>
            
                状況確認コマンド(STAT)に関して設定します。