OutputDebugCOMは任意の言語の変数(文字列)を
Windows標準デバッガのセッションに出力することができるCOMライブラリです。
以下のようなことが可能です。
以下に簡単な例を示します。
demo.vbs
IISが動作している環境に Debugging Tools for Windows をインストールします
demo.vbs を参考に、出力したい変数がデバッガに出力されるよう、ASPにコードを追加しておきます
デバッグしたいサイトに1回以上アクセスした後、IISが動作している環境で管理者権限で
下記のコマンドを発行してワーカープロセス の プロセスIDを調べます
> "C:\Windows\system32\inetsrv\appcmd" LIST WP
IISが動作している環境で管理者権限で下記のようなコマンドを発行しデバッガをアタッチします
(xxxx をプロセスIDに設定します)
> "C:\Program Files\Debugging Tools for Windows (x64)\ntsd" -g -G -pd -p xxxx
> "C:\Program Files\Debugging Tools for Windows (x64)\windbg" -g -G -pd -p xxxx
デバッグ対象のASPにアクセスするとデバッガに出力されます
ASPのコードを何度も変えながら動作を試すことができます
デバッガのウインドウを閉じてデバッグを終了します
文字列をOutputDebugStringに渡します。
渡された文字列は、ntsd, cdb, windbg のセッションに出力されます。