Emojiman

INDEX

Emojimanとは?

Emojimanは携帯電話の絵文字を扱うCOMライブラリです。

以下のようなことが可能です。

概要

以下に簡単な例を示します。

Sample.vbs

set o = createobject("Emojiman") o.MapMode = o.GetUserAgentID("DoCoMo/xxxxxxxxxxx"): wscript.echo o.Localize("ご飯[m:33]行こうよ") '// "ご飯行こうよ" wscript.echo o.Globalize("ご飯行こうよ") '// "ご飯[m:33]行こうよ"

EzwebMail.vbs

dim oStream: '// 元メール用 '{ set oStream = createobject("ADODB.Stream"): oStream.type = 1 oStream.open oStream.loadFromFile "testdata\ezweb.multipart.2.txt": '// 元メールをロード '} dim oStream2: '// 先メール用 '{ set oStream2 = createobject("ADODB.Stream"): oStream2.type = 1 oStream2.open '} set o = createobject("Emojiman") o.ConvertEzwebMail oStream, oStream2: '// 変換!!! '// ファイルに保存するならこんな風に oStream2.savetofile "testdata\out.txt", 2: '// CDOで開くならこんな風に dim oMessage: set oMessage = createobject("CDO.Message"): oMessage.DataSource.OpenObject oStream2, "_Stream": o.MapMode = 2: wscript.echo o.Globalize(oMessage.textbody): '// こうやって独自コードに変換
動作環境
Windows 2000, XP, 2003 Server, Vista, Server 2008, 7 and later
パッケージ内容
Emojiman.dll
Emojimanライブラリ本体
Emojiman.setting
設定ファイル
Emojiman-none.setting
マップ設定ファイル(MapMode:0)
Emojiman-imode.setting
マップ設定ファイル(MapMode:1)
Emojiman-ezweb.setting
マップ設定ファイル(MapMode:2)
Emojiman-softbank.setting
マップ設定ファイル(MapMode:3)
Emojiman-ezweb-mail.setting
Ezwebメール 文字コード設定ファイル
Ref-EmojimanID.pdf
Emojiman EmojiID表
Ref-UnicodeList.pdf
Emojiman Unicode表
注意事項
  1. 本ソフトウェアの利用は良識の範囲内でお願い致します。
  2. 本ソフトウェアの利用による損害の保証はお受けできません。
  3. 本ソフトウェアの利用は楽しんで行っていただきますようお願い致します。
インストール方法
  1. "Emojiman.dll" をRegsvr32。
設定リファレンス
<emojiman/>

Emojiman設定のルート要素。

属性
[なし]
子要素
  • <localizePattern/>
  • <localizeUndefinedFormat/>
  • <globalizeFormat/>
  • <globalizeUndefinedFormat/>
  • <map/>
  • <userAgent/>
  • <ezwebMailMap/>
<localizePattern/>

Localize時に利用される正規表現パターンを指定します。

[Default:""]
属性
[なし]
子要素
[なし]
<localizeUndefinedFormat/>

Localiseze時に不明なIDがあった場合に代わりに出力されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定すると不明と判断されたIDが置換されます。
空文字列("")を指定すると不明なIDは削除されます。

[Default:""]
属性
[なし]
子要素
[なし]
<globalizeFormat/>

Globalize時に利用されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定するとEmojimanIDが置換されます。

[Default:""]
属性
[なし]
子要素
[なし]
<globalizeUndefinedFormat/>

Globalize時に不明な絵文字があった場合に代わりに出力されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定すると不明と判断された絵文字が置換されます。
空文字列("")を指定すると不明な絵文字は削除されます。

[Default:""]
属性
[なし]
子要素
[なし]
<map/>

Globalize, Localize で利用するマッピング設定ファイルを指定します。
<map/>は複数指定することができます。

[なし]
属性
mode
EMapMode
src
対応するマッピング設定ファイル
子要素
[なし]
<userAgent/>

GetUserAgentID(...)で利用される正規表現を設定します。
<userAgent/>は複数指定することができます。

[なし]
属性
id
long値を自由に指定してください(EMapModeに合わせると便利です)
pattern
ユーザーエージェントを表す正規表現
子要素
[なし]
<ezwebMailMap/>

Ezwebメール絵文字のマッピング設定ファイルを指定します。

[なし]
属性
src
対応するマッピング設定ファイル
子要素
[なし]
APIリファレンス
[ New Color ] [ Update Color ]
Emojiman Library
Emojiman
Interface
IEmojiman
ProgID
Emojiman
NOM Name
Emojiman [default]
EMapMode
  • MPM_none = 0
  • MPM_imode = 1
  • MPM_ezweb = 2
  • MPM_softbank = 3
IEmojiman

携帯端末の絵文字をサイト独自の表現方式に変換、逆変換します。

プロパティ
EMapMode MapMode [RW]
絵文字変換に用いるマッピング表を指定します。
携帯端末に合わせたモードを設定してから Globalize, Localize を行ってください。
この値をセットするために GetUserAgentID(...) を利用すると便利です。
[Default:MPM_none]
String LocalizePattern [RW]
Localize時に利用される正規表現パターンを指定します。
[Default:{設定ファイルによる}]
String LocalizeUndefinedFormat [RW]
Localiseze時に不明なIDがあった場合に代わりに出力されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定すると不明と判断されたIDが置換されます。
空文字列("")を指定すると不明なIDは削除されます。
[Default:{設定ファイルによる}]
String GlobalizeFormat [RW]
Globalize時に利用されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定するとEmojimanIDが置換されます。
[Default:{設定ファイルによる}]
String GlobalizeUndefinedFormat [RW]
Globalize時に不明な絵文字があった場合に代わりに出力されるフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列内に "%1%" を指定すると不明と判断された絵文字が置換されます。
空文字列("")を指定すると不明な絵文字は削除されます。
[Default:{設定ファイルによる}]
メソッド
String Globalize(String sInput)
sInput
変換元文字列。
戻り値
変換後文字列。

各携帯端末の絵文字が含まれた文字列をサイト独自の表現方式に変換します。
MapModeを正しく設定してから呼び出してください。

String Localize(String sInput)
sInput
変換元文字列。
戻り値
変換後文字列。

サイト独自の表現方式絵文字が含まれた文字列を各携帯端末の絵文字に変換します。
MapModeを正しく設定してから呼び出してください。

long GetUserAgentID(String sUserAgent)
sUserAgent
ユーザーエージェント文字列。
戻り値
UserAgentID

ユーザーエージェント文字列を元にUserAgentIDを取得します。
得られたUserAgentIDはMapModeの設定などに利用できます。
このメソッドを利用するためには設定ファイルでUserAgentの項目を設定しておく必要があります。

void ConvertEzwebMail(Object oIN, Object oOUT)
oIN
変換元ストリームオブジェクト(ADODB.Stream object)。
メールファイルなどをLoadして準備万端にしておく必要があります。
oOUT
変換先ストリームオブジェクト(ADODB.Stream object)。
ここへ書き込みが行われますので空っぽにしておく必要があります。
戻り値
[なし]

Ezwebメール本文をWindowsで読めるJISコードに変換します。
件名は処理しません。
変換が終わった後の oOUT はファイルに保存したり、CDO.Message などを利用してロードしたりできます。

更新履歴
2008/10/28
  • Version: 1.2.0.0
2010/03/31
  • Version: 1.2.1.0
  • x64対応