Bassmanは簡易Basic認証をするためのISAPI Filterです。
簡易Basic認証とはIISにおいてWindowsユーザーを作らずに行う基本認証です。
ユーザーは設定ファイルやデータベースにて指定ができます。
設定ファイルはXMLで記述してください。
Bassman設定のルート要素。
設定ファイルをリロードする際のキー。
文字 '/' から始まる文字列を指定して下さい。
キーはばれないよう、複雑なものにして下さい。
キーを指定しない場合、もしくは空文字列の場合は動作中の設定ファイルのリロードはできません。
キーを指定しない場合はサーバーの再起動やアプリケーションプールのリサイクルによって設定を反映してください。
認証エリアの定義。
アクセスしてきたURLとurl(属性)がマッチした際に認証をかけます。
<area/>は上から順に走査され、url(属性)の正規表現がマッチしたところで走査を終了し<user/>の認証を行います。
<user/>が一つもない<area/>を定義するとBassmanで認証をかけないエリアを作ることができます。
あるエリアだけIISに認証を任せたい場合などに利用できます。
アクセスしてきたURLに反応したい正規表現。
正規表現はPerl互換(Boost.Regex Perl Regular Expression Syntax)で記述して下さい。
エリアの名前を指定します。
名前は Basic認証 の "realm" に利用されます。
認証ユーザーの定義。
ユーザーは複数指定することができます。
認証されたユーザーの名前はCGIなどからサーバー環境変数 "HTTP_X_BASSMAN_USERNAME" で取得可能です。
ユーザー名。
パスワード。
ユーザーをデータベースから引くようにします。
データベースへの接続文字列を指定します。
ユーザーを引くSQL文を指定します。
このSQL文によってselectされた列はCGIなどからサーバー環境変数 "HTTP_X_BASSMAN_DB_*" で取得可能です。
"sql" によって指定されるSQL文のうち、認証ユーザー名を表すパラメータ名を指定します。
指定しない場合の既定値は 0 です。
"sql" によって指定されるSQL文のうち、認証ユーザーパスワードを表すパラメータ名を指定します。
指定しない場合の既定値は 1 です。